油圧シリンダーの使用およびメンテナンスに関する注意事項

使用および保守

1. 油圧シリンダに使用する作動油の粘度は29～74mm/sです。

作動油。通常の作動油温度範囲は-20℃～+80℃です。周囲温度が低い場合は、低粘度油を使用できます。特別な要件がある場合は、別途指定してください。

2. 油圧シリンダに必要なシステムろ過精度は 100 um 以上です。油汚染を制御し、油をきれいに保つように注意する必要があります。定期的に油の特性を確認し、細かいフィルタを使用するか、必要に応じて新しい作動油と交換してください。

3.取り付けの際、ピストンロッドのヘッドコネクタがシリンダーヘッドと中央のトラニオンの方向と同じであることを確認してください。ピストンロッドが往復ストロークでスムーズに動くことを確認して、硬い干渉を避け、不必要な損傷を防ぎます。

4. 油圧シリンダーを本体に取り付けた後、作動テストで配管部分とガイドスリーブに油漏れがないか確認します。アイリングと中間トラニオンベアリングに注油します。

5. 油漏れの場合は、油圧シリンダーを分解する必要があるときに、油圧力を利用してピストンをシリンダーのいずれかの端に移動します。分解中に不必要にノックしたり、落下したりしないでください。

6.分解する前に、リリーフバルブを緩め、油圧回路への圧力をゼロに下げ、電源を遮断して油圧機器を停止します。ポート パイプが外されている場合は、ポートをプラスチック プラグで塞いでください。

7. ピストンロッドの電気的損傷を避けるため、油圧シリンダを接地用の電極として使用することはできません。

8. 通常のトラブルとトラブルシューティングについては、次ページの下表を参照してください。