シールの選択

の選択シール材s:

一般的に使用される シール材当社の製品は、ポリウレタン、ニトリルゴム、フッ素ゴム、PTFE などで、材質によって次のような特徴があります。

(1) ポリウレタン材料は、耐摩耗性に優れ、圧縮変形率が小さく、一般に動的シールの場合に使用されます。-35～100℃の使用温度に耐え、石油系作動油に適しています。輸入材を除き、耐加水分解性が悪く、水グリコールなどの水系作動油には使用できません。

(2) ニトリルゴム材料は耐摩耗性が低く、一般に静的シール位置で使用されるか、他の耐摩耗性材料と組み合わせてグライドリングやステップシールなどの動的シールリングを形成します。-10～80℃の使用温度に耐え、リン酸エステル系以外の各種作動油との相溶性も良好です。

(3) フッ素ゴム材料は耐摩耗性、耐はみ出し性に劣ります。通常、静的シール位置で使用されるか、他の耐摩耗性材料と組み合わせて動的シールリングを形成します。動的シールのみで使用する場合は、はみ出し防止用の止め輪を追加してください。-20～160℃の使用温度に耐え、200℃の高温環境下でも短時間で作業でき、各種作動油との相性も良好です。

(4) PTFE 材料は、耐摩耗性とはみ出し防止能力に優れています。一般的には、動的シールを形成するためにゴム材料と組み合わせて使用​​されます。ただし、圧縮変形率が大きいため、低圧で使用すると漏れが大きくなる場合があります。一般的に25MPa以上の高温環境で使用されます。-40～135℃の使用温度に耐え、各種作動油との相性も良好です。